マージョラム精油の効能|女性のこころの強い味方
マージョラムで体をあたため、緊張をほどきましょう
マージョラムには、スパイシーで暖かく、気持ちをほっとさせる心地よい香りがあります。
古代から神経を癒す友として知られ、不安、悲しみ、苦悩を和らげ、落ち着かせます。
アロマテラピーのパイオニア、ロバートテイスランドによると、
- 自律神経系のバランスを調整する作用
- 副交感神経の働きを高め、交感神経の緊張を和らげる働き
があるとの見解がなされています。
緊張やストレスのために、神経がすりきれてしまったときは、温かいお風呂に希釈したオイルをいれてゆっくりつかるといいでしょう。また、ゆっくりとした背中のマッサージも効果的。
自律神経系のバランスを調整することで、不眠症への有効なアプローチになる可能性があります。
鎮静作用が強いので、ぼんやりしたり、うとうと眠くなったりします。そのため
- 集中したいとき
- 車を運転するとき
は使用を避けたほうがよいでしょう。
呼吸器系のトラブル
風邪やインフルエンザ、寒気を治療するのに最高の薬草のひとつ。
抗菌性、抗けいれんの特性をもつため、百日ぜきにも有効とされています。
痛み
- リューマチ性の痛み
- スポーツ後の筋肉痛
- 生理痛(体を温めて、緊張を和らげるため、生理痛が楽になる。希釈オイルを使って、腹部と腰部をゆっくりとマッサージするといい)
- 偏頭痛、首筋のこり(希釈オイルつかってマッサージ、またこめかみにすり込むとよい)
ヨーロッパのハーブ療法
呼吸器系の病気、気管支けいれん、けいれん止め、痰の排出を促すために用いられます。
また、高血圧の緩和にも。
マージョラムについて
花の咲いた先端部分を水蒸気蒸留する
分布
地中海が原産。フランス、チュニジア、モロッコ、イタリア、ハンガリー、ブルガリア、ポーランド、ドイツ、トルコで栽培がさかん。
注意
マージョラムは月経を促進するので、妊娠中は使用を避ける
料理
香辛料としてお料理でも香りづけに。
現在でもソーセージをはじめ、肉料理に、臭みけしとして使われています。
消化を高め、ガス膨張を抑え、消化器系のけいれんをほぐす効果があります。
ブレンドによる相乗効果
- ラベンダー:鎮静効果UP
- クラリセージ:生理中に子宮の痙攣があるとき
- ローズマリー:風邪、筋肉痛のとき、効果UP
- ユーカリ:風邪、筋肉痛のとき、効果UP