チェンマイのオーガニックベジタリアンレストラン|PUNPUN
タイの北部チェンマイはベジタリアンレストランの宝庫
チェンマイには数えきれないほどのベジタリアンレストランが存在します。
それだけ、ベジタリアンが多いのでしょうか?
実は、お寺に関係しています。
チェンマイは、歩くたびに新しいお寺を発見できるほど、いたるところにお寺があります。
お寺にいるお坊さんたちは、基本的に菜食生活。
そのため、ベジタリアンレストランがたくさんあるのですね。
おいしいベジタリアンレストランに行ってみましょう
大きなお寺(Wat Suanduk)の敷地内にある、オーガニックベジタリアンレストランPUNPUN.
お寺の中にあるとあって、静かで心地よい時間がながれる素朴な佇まいのレストランです。
お寺にお参りにいったあと、こちらのお店で食事をすると心身ともに満たされます。
正直に、ここのお料理は本当にびっくりするほどおいしい。
特に、マッサマンカレー。
ほくほくのジャガイモをはじめ、野菜がゴロゴロはいっていて、甘くコクがあるカレーはずっと食べていたくなるほど。
一般的なマッサマンカレーは、鶏肉とジャガイモ、そしてカリッとした食感のピーナッツが入っています。
こちらのカレーは当然、鶏肉は入っていません。
でもスパイスと野菜本来のおいしさで、深いコクと旨みがあるのです。
こんなおいしいマッサマンカレーを作れるようになって、みんなにふるまいたいと夢見てしまいます。
つづいて、パナンカレー(Panang Curry)
コブミカンの葉が入った、香り高いカレーです。
パナンカレーとは、以下の材料を石臼ですりつぶしたペーストをもとにしたココナッツカレー。
- ドライチリ
- ガランガル
- レモングラス
- コリアンダーの根
- コリアンダーシード
- クミンシード
- にんにく
- エビペースト
- 塩
- たまねぎ
- ピーナッツ
- ペーストにココナッツミルクを入れ煮立たせ
- お肉を加え、さらに煮込みます
- お好みの野菜を加え
- ココナッツシュガー、ナンプラーで味を調え
- 最後の仕上げにコブミカンの葉をいれて香りを出します
パナンカレーレシピ
https://cafy.jp/1382
http://www.recipris.com/2012/05/01/panang/
コブミカンの葉とコブミカンの実
コブミカンは、柑橘類の一種、見た目はライムのよう。
タイ料理、マレー料理、カンボジア料理に広く使われいます。
驚いたことに、お料理に使うのは、「実」ではなく「葉」。
香りづけに、様々な料理に使われています。
近年の研究によると、この葉には発がんリスクを低減させる効果があることが報告されています。
では、コブミカンの実はなに使われるのでしょう?
私がタイにいる間に、実際見聞きした限り、「洗う」ことに使われることが多いようです。
これは果皮から取れるオイルに強い殺虫効果があるため。
例えば、
- マッサージ屋さんでは、足を洗うときに、水をはった桶にいれて、足に果皮をこすりつけるようにして洗います
- 田舎のおばあちゃんからは、洗濯をするときに使うといいと教わりました
- フケの防止になるようで、シャンプーに配合されています
実際、洗濯するときに果実をしぼって、洗ってみました。
爽やかな香りが洗濯物に移ってとても心地よかったです。
また、石鹸シャンプーをしたあとに、果実をしぼって、頭皮マッサージに使ってみました。これは一度きりではどういう効果があるかわかりませんが、継続して使ってみたいなと思いました。
それにしても、自然界のものを、こんなふうに使うなんて、贅沢で幸せなことですよね。
その他のベジタリアンメニューもおいしい
やきそばのような麺に、野菜とキノコをあわせて炒めた料理。
あっさりとした味わいです。
そして、素材そのもののを味わうなら、やっぱりサラダ。
ドレッシングも手づくり。
今回は、かぼちゃのドレッシングで。
Pun Pun Vegetarian Restaurant
6/1 Moo 1, Suthep Road | Wat Suan Dok (Temple), Chiang Mai 50200, Thailand
9時-16時
水曜定休