羨ましいという感情は、チャンスです

羨ましさを、自分がさらに輝くステップにするコツ。

ある人がうらやましいとき、その人のことをなぜそんなにうらやましく思うのか、冷静に考えてみます。

この考えるというのが重要です。

 

なぜなら、ただなんとなくうらやましい感情は、ほおっておくと呪いのようにさまよい、結果として自分にとってなんのメリットもないからです。

 

羨ましいという感情は、ごくあたりまえのこと。誰にでも多かれ少なかれ必ずあります。

 

しかし、その感情とどう向き合っていくかが鍵になります。
あなたがより輝くことへの糧になるかは、その向き合い方にかかっているからです。

 

ぜひ、うらやましいという気持ちを自分が輝くための「道具」として使ってやろう!というくらいの気持ちで読んでみてください。

 

なぜ、誰かをすごくうらやましいと思ってしまうのか?

 

人が誰かをうらやましいと思うのは、「自分」にはなくて、「相手」にはあるものに焦点が当たっているときです。

 

例えば、「理想の彼」のように、自分まだ手に入れていないものである場合もあります。
あるいは、「美人」など、外見的に物理的に手に入れることができないものであることもあります。

 

それらを整理するために、まずは相手を一度、対象化します。
そして、その人が所有しているものをリスト化してみましょう。

 

  • 持ち物(家、服、鞄)
  • 家族(子供、夫)
  • 金銭(裕福)
  • 性格(優しい、大らか)
  • 社会的地位(高いポジション、花形の仕事)
  • 外見(美人、かわいい、若く見える)

 

その上で、自分がそれぞれについてどんな感情がわいてくるかも表現しましよう。

 

心の声を書いてみることで、自分がうらやましいと思っているものがまずはっきりとします。

 

例えば

「いい家に住んでいて、いつも綺麗な恰好をして、きっと旦那さんの稼ぎがいいからだわ。私もよい男性と巡り合いたい」

という表現がでてきた場合、自分がうらやましいと思っていたのは、実は家や服装ではなく、よい男性に相手が巡り合っているということ。

「お金に恵まれていていいな、お金があれば私も、もっと海外旅行にいけるのに」

であれば、自分はもっと海外旅行に行きたいと思っていることに気づきます。

「彼女はいつも優しい、なのに私はこんなにおこりっぽい。優しい女性だからみんなにも愛されていて羨ましい」

という場合、怒りっぽい自分が嫌いで、優しくなりたいと願っている。

 

「どうしてあんなに美人なんだろう、私も美人だったら、もっと人から大切に扱ってもらえるだろうに

であれば、人からもっと大切に扱てほしいと思っている。

 

そうやって、自分の気持ちに向き合うことが大切です。

 

人に話すなり、自分で紙に書くなりして、自分の考えを整理していく過程で、「うらやましいの正体」をひもといていくのです。

「うらやましいの正体」を見つけることできたら、もう大丈夫

 

「うらやましい」という漠然とした感情に振り回され、なんとなく嫌な気持ちでいることはもうやめましょう。

 

向き合うことで「うらやましいの正体」を考え、自分の本当の望みに気づくことができたらなら、もう大丈夫。

 

大切なことは、こことで立ちどまるのではなく、自分のリアルな望みに出会えたらなら、

 

一つでもいいから、その望みが叶うように、行動を起こすことです。

 

その瞬間から、あなたの大切な時間はだれかのことを思い煩う時間から、

あなたのありたい人生を実現するための時間に早変わりします。

 

あなたには、人のことを思い煩いつづける時間はありません。

 

「うらやましい」という感情がわきおこったら、自分の望みを知るチャンスだと思って、向き合ってください。

 

そして、あなたの望みをどんどん実現し、ありたい自分に近づいていってくださいね。

 

滋賀県出身、元外資系CA、時色株式会社取締役。イギリスでアロマセラピーを学び、IFPA認定アロマセラピスト取得。四川、バンコク、ドイツで10年暮らし、4ヶ国語(英独中泰)を取得。現在、北海道洞爺湖へ移住。

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