ドイツオーガニックコスメ|自分の肌に合った、いいフェイスクリームを知ろう!

自分にぴったりのオーガニックフェイスクリームを選ぶには?

 

日中、乾燥や紫外線など過酷な環境から肌を守ってくれるフェイスクリーム。

どれが自分の肌にぴったりくるのか、その基準はどのようにして決めてますか?

 

まずは、実際に何週間か試してみて、肌の状態をチェックするという実践型が一番いいと思いますが、

すべてのクリームを集め、試すというのはお財布にもひびくし、なによりも時間がかかります。

 

一番の近道は、自分の肌にぴったり合うのは、どんな成分なのかを知ること。

 

「むずかしそう。。。」

 

と思われたかもしれませんが、さほど大変なことではありません。

 

たとえば、ドイツのオーガニックコスメのフェイスクリームは、基本的にとてもシンプルな成分で作られています。

 

ざっくりわけるとすれば、

  1. 植物油(ゴマ油、アーモンド油、ホホバ油、モモ核油、ローズヒップ油、キョウニン油)がベース
  2. それに植物の有効成分(ローズ、ハマメリス、クインスシード、ドイツアヤメ根エキス)などが配合されている

 

 

植物油はそれぞれ特徴があり、肌質にあわせて「あう」「あわない」が大きくわかれます。

 

さらに平たく言えば、あなたの肌をより美しくしてくれるオイルを理解することで、ずっとコスメ選びが楽になります。

 

そのため、まずは各植物油の特徴をしっかりと理解した上で、ご自身の肌にぴったりの植物油を選びましょう。

そうすることで、べとつき、てかり、乾燥などを防ぎ、自分が理想とする肌に近づくことも夢ではありません。

 

ドイツの代表的なオーガニックコスメブランド

 

そこで、ドイツの代表的なオーガニックコスメブランド、

  • ドクターハウシュカ
  • ベレダ
  • ロゴナ
  • マルティナ
  • タウトロッフェン
  • ラヴェーラ
  • プリマベーラ
  • サンテベレダ
  • ダクトロッフェン
  • アンネポーマリンド

 

の中から特に、日本で購入しやすくなったベレダとドクターハウシュカのクリームについて配合成分の観点から

表にまとめてみました。

 

この成分表の一覧をみていただき、これらのフェイスクリームがどんな成分でつくられているのかを知ることは、自分の肌に合ったいいフェイスクリームと出会うための、大きな近道になります。

 

なぜなら肌は、年齢や肌質、さらにそのときの状況によって、より必要な成分が異なるなるからです。

 

今、自分の肌にとって、どんな成分が一番有効なのか、見極めるましょう。

 

そしてそのためには、成分についてある程度知っていることが大切なのです。

 

 

植物油の一覧とその効能

どの植物油がご自身の肌にあうか知りたい方はこちらから

 

ヴェレダ|ドクターハウシュカ 日中用 フェイスクリームの比較表

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ドクターハウシュカ|ワイルドローズディクリーム

メーカー 商品名 成分
Weleda アイリス モイスチャークリーム 水、ホホバ種子油、エタノール、グリセリン、ハマメリス水、加水分解ミツロウ、
クエン酸ステアリン酸グリセリル、トウキンセンカエキス、ドイツアヤメ根エキス、
ケイ酸(Al/Mg)、 キサンタンガム、ミツロウ脂肪酸Na、香料
アイリス デイクリーム 水、ホホバ種子油、エタノール、グリセリン、カカオ脂、シア脂、ハマメリス水、ミツロウ、
クエン酸ステアリン酸グリセリル、タピオカデンプン、セテアリルアルコール、リゾレシチン、
ドイツアヤメ根エキス、ヘクトライト、キサンタンガム、ステアリン酸グリセリル、香料
ワイルドローズ モイスチャークリーム 水、エタノール、ホホバ種子油、モモ核油、グリセリン、モスカータバラ種子油、
オレイン酸グリセリル、カルナウバロウ、ミツロウ、ケイ酸(Al/Mg)、セダムプルプレウムエキス、
香料、ダマスクバラ花ロウ、スギナエキス、ミルラエキス、ステアリン酸グリセリル(SE)、
ミツロウ脂肪酸Na、キサンタンガム、カラギーナン
ワイルドローズ デイクリーム 水、モモ核油、アーモンド油、エタノール、ステアリン酸グリセリル(SE)、モスカータバラ種子油、加水分解ミツロウ、リゾレシチン、セダムプルプレウムエキス、キサンタンガム、スギナエキス、ミルラエキス、香料
ざくろ デイクリーム 水、ゴマ油、エタノール、ホホバ種子油、ステアリン酸グリセリル(SE)、マカデミアナッツ油、
リゾレシチン、グリセリン、ヒマワリ種子油、ザクロ種子油、アルガニアスピノサ核油、シア脂、
オリーブ油不けん化物、キビ種子エキス、ヒマワリエキス、タピオカデンプン、キサンタンガム、香料
イブニングプリムローズ デイクリーム 水、ゴマ油、エタノール、マカデミアナッツ油、ラウリン酸イソアミル、グリセリン、
セテアリルアルコール、クエン酸ステアリン酸グリセリル、オリーブ油不けん化物、カカオ脂、
プルケネチアボルビリス種子油、ハマメリス水、月見草油、ツボクサ花/葉/茎エキス、
アルテア根エキス、アラビアゴム、トチャカエキス、キサンタンガム、カプリル酸グリセリル、
アルギニン、香料
アーモンド フェイシャルクリーム 水、アーモンド油、エタノール、ステアリン酸グリセリル(SE)、加水分解ミツロウ、
プルーン種子油、グリセリン、キサンタンガム、乳酸
Dr.hauschka ローズデイクリーム 水、ピーナッツ油、アルテアエキス、アボカドエキス、セイヨウオトギリソウエキス、ミツロウ、
シア脂、ガリカバラロウ、レシチン、ガリカバラ花エキス、香料、カニナバラ果実エキス
ローズデイクリームライト 水、香料、ゴマ油、エタノール、ダマスクバラ花水、アルテア根エキス、ガリカバラ花エキス、
アンチリスブルネラリア花/葉エキス、キョウニン油、アーモンド油、セテアリルアルコール、
ベントナイト、ミツロウ、アボカド油不けん化物、コムギ胚芽油、リゾレシチン 、キサンタンガム、
香料、ノバラエキス、ダマスクバラ花ロウ
クインスデイクリーム 水、キョウニン油、アンチリスブルネラリア花/葉エキス、クインスシードエキス、エタノール、
カロットエキス、グリセリン、シア脂、アーモンド油、オリーブ油、セテアリルアルコール、アボカド油、
アルテア葉エキス、ホホバ油、ミツロウ、クインスシードロウ、リゾレシチン 、ベントナイト、
ハマメリスエキス、香料、キサンタンガム
メリッサデイクリーム 水、ヒマワリ油、エタノール、グリセリン、タピオカデンプン、ヤシ油、クエン酸ステアリン酸グリセリル
メリッサ花/葉/茎エキス、ピーナッツ油、ホホバ油、キョウニン油、
アンチリスブルネラリア花/葉エキス、ヒナギク花エキス、ノウゼンハレン花/葉/茎エキス、
ハマメリス樹皮/葉エキス、セテアリルアルコール、コムギフスマエキス、カロットエキス、香料、
ヘクトライト、リゾレシチン、キサンタンガム、ヤシ油アルキルグルコシド、酸化亜鉛
リバイタライジングデイクリーム 水、アンチリスブルネラリア花エキス、キョウニン油、エタノール、ハマメリスエキス、アーモンド油、
オリーブ油、カロットエキス、ピーナッツ油、コムギ胚芽油、セイヨウオトギリソウエキス、グリセリン、
トウキンセンカエキス、レシチン、ホホバ油、香料、アルギン酸Na、キサンタンガム

 

結論:今の肌に合うのは、キョウニン油

 

私は、リバイタライジングディクリーム以外は、すべてを使用してみました。

その中でも、一番肌の調子が整ったのは、ドクターハウシュカのクインスデイクリームを使用したとき。

 

このクインスデイクリームは、キョウニン油がベースになっています。

 

キョウニン油とは、日本語では「杏仁オイル」と書き、杏子の種から得られた仁(杏仁)から絞り出されるオイルで、

若い人の肌にたくさん含まれているという、「パルミトレイン酸」という皮脂の成分が豊富豊富に含まれています。

 

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英名は、アプリコットオイルと呼ばれていますが、こちらの呼名のがピンとくるかもしれません。

 

別名「アンチエイジングの脂肪酸」とも呼ばれており、肌を若々しく生き返らせてくれます。

 

その効果は、保湿、新しい細胞への再生を促すことで、しみや、肌荒れを改善してくれるとのこと。

 

私の現在の肌には、とくにこの「パルミトレイン酸」が必要だったのかもしれません。

 

ということは、同じく「キョウニン油」がベースになっている、「リバイタライジングディクリーム」もきっと肌にあうのだろうなと予想できます。

 

このようにして、自分の肌が今求めているものを、配合されている成分の観点から見ていくことで、選びやすくなるのではなるのです。

 

 

 

滋賀県出身、元外資系CA、時色株式会社取締役。イギリスでアロマセラピーを学び、IFPA認定アロマセラピスト取得。四川、バンコク、ドイツで10年暮らし、4ヶ国語(英独中泰)を取得。現在、北海道洞爺湖へ移住。

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