Holistic Beautyなオーガニックコスメの女性創業者の紹介/カンボジア編

1.Dai khmerの創始者、VCHKAさん@シェムリアップ・カンボジア

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創業者のViHIKAさんは、Dai khmerというカンボジア原産の原料を使った石鹸やボディーオイルなどのナチュラルプロダクトブランを立ち上げた人で、シェムリアップに2店舗、プノンペンに1店舗のお店を運営しています。

Dai khmerは、クメール語で、「クメール人の手」を意味します。

手のひらが重なり合うよロゴにも、表現されているようにすべて手作りて丁寧につくられているプロダクトなのです。

なぜ、オーガニック・ナチュラルプロダクトの開発をスタートしたのか?カンボジアのナチュラルコスメの原料事情も知りたかったことと、なにより、あまりにも素敵な雰囲気のお店と彼女に惹かれて、いろいろと話をさせてもらいました。

彼女がブランドを立ち上げた理由とは?

それは、使いすてにされて、ゴミ問題を引き起こしているプラスティックをカンボジアから減らしたいという思いから。

その信念は、彼女がつくる石鹸やオイルのプロダクトの梱包にも現れています。

梱包材はすべてプラスチックフリー。一見、紙に見える包み紙はなんとバナナの葉!

バナナの葉をリサイクルしてつくる紙を作るためだけに、バナナファームまで足を運び開発したそう。すごい。。。

オーナーも彼女の想いに共感して、バナナの葉でつくる紙を無料で提供してれくているそう。

実際に、触ってみると、バナナの葉で作られた紙は、繊維のごわごわ感が暖かく、触っているだけで、楽しくなるような感覚。

カンボジアでナチュラルコスメの原料の調達ができない・・という壁


楽しそうで、順調そうに見える彼女ですが、製品作りをはじめて、すぐに大きな壁にぶつかります。

それは、カンボジアにはプロダクトの原料になるものがないこと。

ナチュラルコスメの原料の中心といえば、オイルや植物エキス、そして植物バターなど。

ないなら、つくるしかない!とココナッツオイル、ターメリック、アロエベラジュースなどの原料から、すべて自分たちでつくりはじめたのだそう。感動します・・

わたしは、ココナッツオイルとターメリックが原料の石鹸と、ココナッツオイルにコブミカンの皮を蒸したものを漬け込んで香りをうつしたボディーオイルを購入。

今後の展望は?

「今、カンボジアの香りを開発中なの、何かカンボジアを象徴する香りをつくりたい!」

と話す彼女は、すごく楽しそう。

でも、本当に香りを抽出するのって、すごく奥が深くて大変。カンファーライムやターメリック、その他、いろいろな原料で蒸留実験しているんだよ。

イタリアへの輸出にも動き出し、毎日が、忙しくも最高に楽しいとい様子が全身から溢れていました。

もともと、プロのモデルとして活躍していた彼女は、(どうりで綺麗と思った!)は、英語も上手!聞けば独学で、仕事上で出会う外国人たちと話す中で磨いて今の自分があると話してくれました。

もっと女性が活躍できる社会をカンボジアにつくりたい

彼女の熱意の裏には、ダイナミックな夢があることを知りました。

カンボジアでは、まだまだ女性が経済的に自立して生きるのは稀。自分の活動を通じて、カンボジアの女性にとってよい影響をもたらしたい。そして、もっと女性が活躍できる社会をつくっていきたい。

自分の熱をカタチにして、世界によい影響を与えて生きる。

わたしも、そんな風に生きていきたいなと感じた出会いでした。今後も、展開を楽しみにしています

Dai khmer shop in Siem Reap

所在地: Achar Sva St, Krong Siem Reap 17259
電話: 012 953 563

https://daikhmer.com/

https://www.instagram.com/dai_khmer/

滋賀県出身、元外資系CA、時色株式会社取締役。イギリスでアロマセラピーを学び、IFPA認定アロマセラピスト取得。四川、バンコク、ドイツで10年暮らし、4ヶ国語(英独中泰)を取得。現在、北海道洞爺湖へ移住。

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