ムルムルバターとマンゴバターの保湿クリーム

みなさま、こんにちは。

今日はFormulation dayということで、ムルムルバターとマンゴーバターの保湿クリームをつくります!

ずっと、効能をみて以来、使ってみたかったムルムルバター、名前が印象的。

袋から取り出すと、コロリと固まっている状態です。香りは、ほぼ無臭。

MULUMULU バター

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MULUMULU BUTTER(INCI . Astrocaryuam seeed butter)

  1. 実の中にある種から抽出されるバター
  2. 香りがほとんどなく、色はオフホワイト。溶ける温度は33度なので湯煎して溶かす。
  3. プロビタミンA (Provitamin A) (動物体内においてビタミンAに変換されうる物質の総称)が豊富で、アンチエイジングのスキンケアに最適
  4. 肌の下にも浸透し、コーラーゲンやエラスチンの生成を促す
  5. 抗炎症、抗フケ、抗乾癬の効能がある
  6. 強い抗酸化作用により、一緒にブレンドするバターやオイルの酸化を防ぐ
  7. 乾燥&ダメージヘアの保湿

 

マンゴーバター

続いて、これもまた気になっていたマンゴーバター!こちらは、肌につけると、スーと浸透する感じがある。

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MANGO BUTTER(INCI . Mangifera indica seed butter)

  1. マンゴーの中にある大きな種から抽出されるバター
  2. 40度で溶け、他のバターに比べて固めなので、固めのクリーム向き
  3. 保湿にすぐれ、シワを減らすというレポート結果もある
  4. ビタミンEが豊富で、長く保存期間できる(2年まで)
  5. 真っ白なバターなので、色が美しく映える
  6. 溶けるときは、とても柔らかくなり、肌への浸透が早い。

バターを計量します

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常温では解けないので、湯煎していきます。Warm blending

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しっかりと数分で解けました!よくかき混ぜます。

 

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オイルを計量します

続いて、ムルムルバターとマンゴーバターだけでは、硬くなってしまうので、オイルを混ぜます。オイルは、今回はオリーブオイルを選びました。

クリームの「酸化」を防ぐため、植物由来の酸化防止剤をいれます。選んだのは、ローズマリーから抽出され、酸化防止効果のあるローズマリーEXTRACTです。

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よく混ぜたら、最後に溶かしたバターとオイルを混ぜていきます。

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温かいまま、冷やしてしまうとバターにダマができてしまう。。。という失敗をしたので、今回は冷水を用意しました。その中で、ゆっくりバターとオイルを合わせていきます。

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よくかき混ぜて、最後は容器へ。

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プルン!としたジェルのようなクリームに仕上がりました。

マンゴー&ムルムルバターのクリーム(30g)

マンゴーバター 20% 6g
ムルムルバター 20% 6g
オリーブオイル 595.% 17.85g
ビタミンEローズマリーEXTRACT 0.5% 0.15g

 

おわりに

このブレンドは、なかなかいい!と思いました。室温25度以上の環境では、かなりクリームがトロリとして、色は黄色のジェル状のような。肌ざわりの感触はいいです。

ダモもなく、満足いく仕上がり、ここにローズ精油を一滴たらしたものはプレゼントにしました。香りがある方が、ぐんとよくなりますね。その場合は、分量が全部で30gになるように調整しましょう。

それでは、Happy Formulation!!

 

滋賀県出身、元外資系CA、時色株式会社取締役。イギリスでアロマセラピーを学び、IFPA認定アロマセラピスト取得。四川、バンコク、ドイツで10年暮らし、4ヶ国語(英独中泰)を取得。現在、北海道洞爺湖へ移住。

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