ムルムルバターとマンゴバターの保湿クリーム
みなさま、こんにちは。
今日はFormulation dayということで、ムルムルバターとマンゴーバターの保湿クリームをつくります!
ずっと、効能をみて以来、使ってみたかったムルムルバター、名前が印象的。
袋から取り出すと、コロリと固まっている状態です。香りは、ほぼ無臭。
MULUMULU バター
MULUMULU BUTTER(INCI . Astrocaryuam seeed butter)
- 実の中にある種から抽出されるバター
- 香りがほとんどなく、色はオフホワイト。溶ける温度は33度なので湯煎して溶かす。
- プロビタミンA (Provitamin A) (動物体内においてビタミンAに変換されうる物質の総称)が豊富で、アンチエイジングのスキンケアに最適
- 肌の下にも浸透し、コーラーゲンやエラスチンの生成を促す
- 抗炎症、抗フケ、抗乾癬の効能がある
- 強い抗酸化作用により、一緒にブレンドするバターやオイルの酸化を防ぐ
- 乾燥&ダメージヘアの保湿
マンゴーバター
続いて、これもまた気になっていたマンゴーバター!こちらは、肌につけると、スーと浸透する感じがある。
MANGO BUTTER(INCI . Mangifera indica seed butter)
- マンゴーの中にある大きな種から抽出されるバター
- 40度で溶け、他のバターに比べて固めなので、固めのクリーム向き
- 保湿にすぐれ、シワを減らすというレポート結果もある
- ビタミンEが豊富で、長く保存期間できる(2年まで)
- 真っ白なバターなので、色が美しく映える
- 溶けるときは、とても柔らかくなり、肌への浸透が早い。
バターを計量します
常温では解けないので、湯煎していきます。Warm blending
しっかりと数分で解けました!よくかき混ぜます。
オイルを計量します
続いて、ムルムルバターとマンゴーバターだけでは、硬くなってしまうので、オイルを混ぜます。オイルは、今回はオリーブオイルを選びました。
クリームの「酸化」を防ぐため、植物由来の酸化防止剤をいれます。選んだのは、ローズマリーから抽出され、酸化防止効果のあるローズマリーEXTRACTです。
よく混ぜたら、最後に溶かしたバターとオイルを混ぜていきます。
温かいまま、冷やしてしまうとバターにダマができてしまう。。。という失敗をしたので、今回は冷水を用意しました。その中で、ゆっくりバターとオイルを合わせていきます。
よくかき混ぜて、最後は容器へ。
プルン!としたジェルのようなクリームに仕上がりました。
マンゴー&ムルムルバターのクリーム(30g)
1 | マンゴーバター | 20% | 6g |
2 | ムルムルバター | 20% | 6g |
3 | オリーブオイル | 595.% | 17.85g |
4 | ビタミンEローズマリーEXTRACT | 0.5% | 0.15g |
おわりに
このブレンドは、なかなかいい!と思いました。室温25度以上の環境では、かなりクリームがトロリとして、色は黄色のジェル状のような。肌ざわりの感触はいいです。
ダモもなく、満足いく仕上がり、ここにローズ精油を一滴たらしたものはプレゼントにしました。香りがある方が、ぐんとよくなりますね。その場合は、分量が全部で30gになるように調整しましょう。
それでは、Happy Formulation!!