【 アロマテラピー:セリ科:Aplaceae 】アニス(英名:Aniseed 学名:Pimpinella anisum)まとめ

アニス Aniseed (Pimpinella anisum) とは?

セリ科の一年草。

古くから香料や薬草として利用されてきた。

  • 古代エジプトではミイラを作る際の臭い消しに
  • 古代ギリシアの時代には、母乳の分泌を促進するために
  • 16世紀のイギリスの本草書には「アニスは肝臓の機能停止を防ぎ、不快なガスの排出を促し、主要な体液の流れを促進する」とある


種のように見える果実を水蒸気蒸留することで、アニス油が抽出される。



アニスシード

香料として使うほか、少量を腹の張りや子供の疝痛(発作性の腹痛)の治療薬として使うことがある。

原産地はアナトリア半島、ギリシア、エジプトといった地中海東部地域。



トルコの地図:中央のオレンジ部がアナトリア地方

特徴

開花期には花茎が伸びて高さ50cmほどの高さにまで成長する。

種のように見える果実をアニス果(別名アニシード aniseed)と呼び、香辛料として用いる。

西洋茴香(セイヨウウイキョウ)と表示されることもある。香りの主成分はアネトールであり、同じ成分を持つフェンネルシード(ウイキョウ)、甘草(カンゾウ)と似た甘い香りがある。

シキミ科の八角(スターアニス)も同じアネトールを含むが、アニスと植物学上の類縁関係にはない。八角はアニスと似た味と香りを持ち、より安価であるため、アニスの代用品として使用されることがある。

果実は長さ5mm程度で2つに結合した心皮からなる双懸果であり、強い芳香を持つ。

地上に出ている部分は若いうちは野菜として食用にされる。茎はセロリと食感が似ており、
香りはアニシードよりもずっと弱い。

利用

ケーキやクッキーなどの菓子類やパン、アブサンやウーゾやイエーガーマイスターなどのリキュールの他、カレーや魚介類、鶏などの料理、クリームスープ、ソースにも使用される。

時には息の香りを良くするためや、消化剤としてや、咳や頭痛を鎮めるためにも用いられる。

果実を水蒸気蒸留することで、揮発性のアニス油が得られ、香料として使うほか、少量を腹の張りや子供の疝痛(発作性の腹痛)の治療薬として使うことがある。

アニス油は沸点210℃の黄色の液体で、成分は90%程度がアネトールである。
他にカビコール、アニスアルデヒド、アニス酸、テルペンなどを含む。

アロマテラピーへの利用法

  • 消化器官を温め、機能を高め、けいれんをほぐし、腸内膨満を抑える
  • 乳の分泌を促進し、老廃物を洗い流し、去痰採用がある。
  • 香りランプに適し、レモンバーム、ネロリ、ローマンカモミールとのブレンドで快い夢が見れる

注意点

  • 服用量が多いと胃の炎症と軽いめまいを引き起こすので、服用量を守ること
  • もく浴とマッサージにも過度の量を使用しないこと

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引用

Wikipedia

参考文献

天の香り スザンネ・フイッシャー・リチィ 手塚千史 訳

滋賀県出身、元外資系CA、時色株式会社取締役。イギリスでアロマセラピーを学び、IFPA認定アロマセラピスト取得。四川、バンコク、ドイツで10年暮らし、4ヶ国語(英独中泰)を取得。現在、北海道洞爺湖へ移住。

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