【 アロマテラピー:セリ科 】キャラウェイ(英語: Caraway、学名:Carum carvi)まとめ

キャラウェイ(Caraway)とは?

キャラウェイ(英語: Caraway、学名:Carum carvi)は、セリ科の二年草。

香辛料として用いられるのは種子のように見える果実。

和名はヒメウイキョウ(姫茴香)。同じセリ科のイノンドもヒメウイキョウと呼ばれるため、注意が必要である。

フェニキア人の手によってヨーロッパ中に広められた。キャラウェイの名はアラビア人が كراويا (karāwiyā; カラーウィヤー)と呼んたことに由来する。

原産地は西アジア

特徴

草丈は30-60センチに達する草本で、茎は直立しレース状のニンジンに似た葉がつく。

キャラウェイシードの名で流通している種子は、甘い香りとほろ苦い味、ぷちぷちとした食感が特徴。外観がクミンとそっくりなので混同されやすい。

料理店などで口直しに単体で供される事もある。若葉はパセリに似た味で生食や飾り付けに使われ、根もニンジンやパースニップのように食べられる

利用法

パン、ケーキ、ビスケット、焼きりんご、卵料理、チーズ(キャラウェイチーズ)、キャベツ料理などに用いられるが、カレーにも時折使われる。特にキャベツとの相性がよく、ザワークラウトには欠かせないスパイスとされている。
ライ麦パンにも入れて焼かれることもある。

また、ドイツではリキュールの材料として用いられ、シルバー・ヴリット等のカクテルに用いられる。イタリアのリキュール、カンパリのフレーバーとしても知られている。

キャラウェイには人や物を引き止めたり結びつけたりする力があると信じられ、その種子を入れておいた品物は盗難にあう事はなかったと言う。また、その実は惚れ薬の材料としても用いられていた。

香りの主成分はd-カルボンとリモネン。

アーユルヴェーダの治療では腸内の寄生虫除去に使われるそう。

アロマテラピーへの利用法

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引用文献・写真

Wikipedia

キャラウェイ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A4

シルバー・ヴリット
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88

スパイス・オブ・ライフ
http://www.h-spice.jp/dictionary/spicelist/s_caraway.html

Timeless Edition
http://www.timeless-edition.com/archives/1711

参考文献

天の香り スザンネ・フイッシャー・リチィ 手塚千史 訳

滋賀県出身、元外資系CA、時色株式会社取締役。イギリスでアロマセラピーを学び、IFPA認定アロマセラピスト取得。四川、バンコク、ドイツで10年暮らし、4ヶ国語(英独中泰)を取得。現在、北海道洞爺湖へ移住。

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