漢方でアンチエイジング|ナツメを食べれば年を取らない?
ナツメでおいしくエイジングケア
「一日食三棗, 青春永不老」
「毎日3つナツメを食べたら一生年を取らない」
という古くからの言い伝えがあるほど、
ナツメは老化防止、美肌効果にすぐれているそう!
こんなすてきな効能を効いたら、さっそく試したくなりますよね!
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日本にいながら、
本当においしいなつめを購入された場合は、この和田玉なつめがおすすめです。
和田玉なつめ 新疆ウイグル産 500g
ナツメの効能
ナツメは、漢方生薬の重要な材料のひとつ。
大棗(たいそう)という名の生薬は、
- ナツメの実を5日間ぐらい日干し
- 蒸してから
- さらにまた日干しにする
というプロセスを経て、栄養を凝縮させます。
そして、利尿、強壮、緩和剤などに配合されます
中国最古の薬物学書にある記録
中国では二千年前の≪神農本草経≫に上品として取り上げられ、
ナツメには「補脾胃・養営安神・緩和薬性」の効能があると記されています。
胃腸の消化機能を調整して栄養分をしっかり吸収し、精神を安定させる作用があるため、
老化を防ぎ、肌を美しく保つことができます。
さらには、
動悸、息切れ、筋力強化、冷え症、貧血、骨粗しょう症予防、
不眠、多汗、免疫力向上、血圧降下、肝臓の強化(薬物の副作用緩和)
などなど、実に多くの効能で知られています。
漢方としてのナツメ
桃、李(スモモ)、杏、梅、棗(ナツメ)は、古来より中国の五果といわれる果実です。
その中でもナツメは栄養が豊富。
また食物や薬物の副作用を消したり軽くする働きがあるので、
中医薬の処方に欠かすことはできません。
美容、アンチエイジングのために
食用のナツメは、老化防止や美容効果があるので、
中国では一年中よく食卓に登場します。
熟した実は生でも食べますが季節が限られますので、乾燥したものを使います。
- ナツメ粥
- 蒸しパンの上にのせる
- 溶かして月餅など菓子の餡に
- 蜂蜜に漬けた蜜棗
- 酒に漬けた酔棗
【ナツメの性質】
甘・温。脾、胃経。
【ナツメのレシピ】
ナツメ酒
・乾燥ナツメ 100g
・焼酎 1リットル
・ハチミツ 200g
乾燥ナツメを軽く水洗いして表面の汚れを拭き、密閉ビンに材料を入れて冷暗所に3~半年置けばできあがり。
ミリン代わりに使っても風味があっておいしいと思います。
【薬用のナツメ】
薬用には大棗と酸棗仁があります。
・大棗
日本ではタイソウとよばれる漢方薬で、ナツメの果実を乾燥させたものです。甘味が強いので飲みにくい漢方薬と組み合わせたり、
緩和作用を利用して多くの漢方処方に使われています。
例えば、ナツメとピーナッツを黒砂糖で調味したスープは、慢性肝炎や肝硬変の病状を改善する治療薬膳の一つです。
・酸棗仁
種が大きく果実の少ない種類がナツメの原種といわれる酸棗(日本名:サネブトナツメ)です。
酸っぱいので食用にはなりませんが、種は不眠症の改善などに効果のある「酸棗仁」として利用されています。
日本ではどこで買える?
和田は、新疆ウィグル自治区にある街で、
中国語では(フゥーティエン)と発音されます。
中国各地で買うことができます。
例えば、四川省成都市のイトーヨーカドーにいけば、
さまざまなグレードの和田産ナツメを見つけることができます。
日本でも、中華食材店にいかなくても、Amazonなどで手軽に購入できるようになりました。
ちなみに、和田産のナツメは中華食材店でも扱っているところが少ないです。
せっかく食べるなら、ぜひこの和田産のナツメを食べていただきたいと思います。
一日三個で十分なのに、三個でとまらないほどおいしいです!
体質改善には、少なくとも3ヶ月は続ける必要があるそうなので、
一回食べたら終わりではなく、継続的に少しづついただくこと。
10年後の自分が楽しみにでいられるような、取り組みを今から少しづつ*
【引用のリンク】
*身近な中国医学のお話し
http://www.kirindo.com/medical/dazao.html
*なつめの食べ方・加工法
http://aozora-n.jp/tabekata.htm
*湯先生の薬膳楼
http://www.yakuzenro.jp/room/shokuzai/natume/natume.html