【 アロマテラピー:シソ科 】ヒソップ(英語: Hyssop 学名:Hyssopus)まとめ

ヒソップは、地中海の東から中央アジアまで植生する半樹木である。


真っ直ぐに伸びた幹は60cmぐらいの高さになり、良い香りがする。

葉は細い長方形で2-5cmの長さである。夏の間には枝の先端に青い花が咲く。

10-12の種があるが、最も有名な種は、ヤナギハッカ(H. officinalis)で、地中海などで栽培されている。多くのリキュールに材料の一つとして使用されている。

中世においては、スープ、ピクルス、ミートパイなどに、苦味を添えることを目的に使用された。
バンクスの本草書には、ヒソップは口内のあらゆる病気を治療し、人間の体内の寄生虫を駆除すると記述されている

ヒソップの故郷、地中海沿岸域では歴史を辿れるかぎり2千年来聖なる薬草として用いられてきた。

アロマテラピーとしてのヒソップは?

ヒッソプの精油はスパイシーで、甘く、フレッシュ、同時に木の温もりがある。

ヒッソプの精油は温かい要素を持っていることから、情緒を和らげ、極端な感情を鎮めて、精神を覚醒させるので、創造的な頭脳労働をする人々にとって理想的な精油である。

注意:てんかん傾向のある人には処方しないこと。妊娠中は内服してはならない。
もく浴用、マッサージオイルとしては用いないこと。




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引用サイト

Wikipedia  バジリコ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%B8%E3%83%AA%E3%82%B3

引用写真

http://pixabay.com/

参考文献

天の香り スザンネ・フイッシャー・リチィ 手塚千史 訳

滋賀県出身、元外資系CA、時色株式会社取締役。イギリスでアロマセラピーを学び、IFPA認定アロマセラピスト取得。四川、バンコク、ドイツで10年暮らし、4ヶ国語(英独中泰)を取得。現在、北海道洞爺湖へ移住。

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