ドイツ・マイセン|各国の王室から愛される国立マイセン磁器製作所へ

美しい陶器を求めてマイセンへ

各国の王室をはじめ、上流階級の人々から愛され続けている陶器の名門、ドレスデンとマイセン。

今回は、ドレスデンから普通列車で約45分の小さな街、マイセンにある国立マイセン陶器製作所へ足をのばしてみました。

 

マイセンの歴史

ドレスデンとマイセンの歴史は、ザクセン選帝侯だったアウグスト強王が錬金士ペトガー
に陶器の発明を命じたことからはじまります。

1708年、ドレスデンでヨーロッパ初の陶器が誕生し、1710年からマイセンで制作されるようになりました。

その後、長い年月をかけて生み出された陶器は世界的にも評価が高いそう。

ドレスデン中央駅からSバーン1号線で約43分のMeißen Triebschtal駅下車、徒歩約15分。
行き方はとても簡単。街のあちこちに、Meißenはこちらと書いた標識があるので、迷うことなく到着しました。

まず駅を降りて、駅を背にまっすぐ数分歩くと大通りに出ます。大通りでたら、右に曲がり、
あとはひたすらずっと標識にそってまっすぐ歩くと、見えてきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイセンのロゴをあしらった旗。
そして入り口。
Cafeは見学後のお楽しみです。

 

到着するとちょうど、見学ツアーが開始するとのこと。

日本語のオーデォーガイドを貸してもらい(無料)、さっそく見学スタートです。

第一の工程:型から形を形成する

 

 

第二の工程:細部の形成

型で形成できる花もありますが、立体的な花や葉に関しては一枚一枚手で作り上げます。

 

第三の工程:絵付け、焼き付け

マイセン独自の美しい花の模様

 

第四の工程:絵付け、焼き付け

国立マイセン磁器製作所内のカフェについての記事はまた次回お届けします。

滋賀県出身、元外資系CA、時色株式会社取締役。イギリスでアロマセラピーを学び、IFPA認定アロマセラピスト取得。四川、バンコク、ドイツで10年暮らし、4ヶ国語(英独中泰)を取得。現在、北海道洞爺湖へ移住。

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